火事が起きた物件の売却は少し面倒?
あまりよくはないのですが、曰くつき物件なんて耳にすることはありませんか?
何か事件、事故があった物件の事を言います。
そういった物件はしっかりと借主にその旨を伝えなければいけません。
当然、火事もイメージとしては同じです。
今回は火事が起きた物件の売却についてお話していきましょう。
◆火事が起きただけでは問題にはならない
実際に火事が起きただけであればさほど問題はないでしょう。
曰くつきと言われる物件には該当しません。
ですから売却の際も特に気にすることはないです。
ですが、その火事で人が亡くなっていた場合は話が変わってきます。
それが売却する前でしたら素直に買主に話をして納得してもらった上で購入してもらうのがいいでしょう。
一番はそれで本人が納得した上で購入するのがなんの後腐れもないです。
もちろん、重要事項説明書の欄にも火事があり、人が亡くなった事を記載しておくといいです。
では、それで揉めてしまった場合はどのようにすればいいのでしょうか?
◆火事の件で揉めてしまったら
人が亡くなっていた事を知った場合、誰でも嫌な気持ちにはなるでしょう。
人が亡くなった部屋や家を買い取るのはなかなか厳しいですね。
そういう事を心理的瑕疵と言います。
この心理的瑕疵があるだけで、物件の相場は二割も下がると言われています。
それは例え数十年前であっても変わりはないのです。
ですから、揉めてしまった場合は素直に値下げ交渉に応じる事が得策と言えます。
むしろ、相手が値下げ交渉ぐらいで満足してくれるのであれば良しと思った方がいいですね。
お金の問題で解決しようと考えてくれているという事はその物件は気に入っているという事でもあります。
もし、この争いが酷くなると最悪契約の解除や損害賠償請求される恐れもあるのです。
そのような裁判費用や揉める時間を考えれば少し安くても売却してしまった方がいいでしょう。
◆最後に
火事などがあった場合は例え人などが亡くなっていなくても売買する前にはしっかりと調査し、確認するようにしましょう。
売却を成功させたいのであれば、何があってもしっかりと買主に報告する義務があるのです。
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